先日、グループホーム入居者様のお母様が亡くなられました。ちょうど2週間経ちました。これまで、どのように表現しようかと考えていました。未だ整理がつかず、言葉はしっくりいかないですが、投稿したいと思います。
急逝されましたので、何も聞けずにお葬式を迎え、入居者様とお見送りさせていただきました。人生の総仕上げ、本当に穏やかなお顔でした。
「あとは安心してください」と心の中でお伝えしました。半分以上は決意みたいな感じです。グループホームを運営するには、覚悟が必要だと思っています。一生お付き合いさせていただき、これで良かったと思っていただけるかどうか?
法の下での制度設計は、そこまでは想定されていないと考えます。終の住処との考えはないのだと。だからと言って、日中活動がなくなった、行けなくなった、といって退居して貰うのか?
そうはしたくないし、そんな地域であってはならないと。計画相談支援はご本人の希望や思いに基づいて作成、実行されるもの。写真にある親心の記録に対して、「私の思い、気持ち、やりたい事、して欲しい事」だと思います。聞いたからには、そうなるように最大限の努力をしたいです。
今回のことで、その入居者様の生活拠点は完全にグループホームとなりました。私たちにとっては、頑張りどころだと思います。良い支援、良い仕事がしたいです。
実行に移すのが遅くなってしまいましたが、入居者の家族さんに、「親心の記録」のご記入をお願いすることとしました。L+ 奥野栄祐